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Apple好きライターが考える最良の手帳【2022年版】

こんばんは!こゆきりんです。さてさて2021年も残すところあと2週間強。終わらぬ仕事と見通せない将来に恐れおののきながらも、どうにかこうにか暮らしています。年末といえば手帳。なんなら1年中手帳。Apple製品は大好きですが、手帳も負けず劣らず好きでして、常に最良の手帳について考えております。

Apple好きならば、iPhoneやiPadを駆使した手帳術をご披露したいところですが、スケジュール管理だけはApple製品でもカバーできませんでした。今回Appleのお話はほぼ登場しません。ひたすら最適な手帳について語ります。

最初に私が手帳に求めるスペックと、最終的に選んだ手帳を書いておきます。

【こゆきりんが手帳に求めるスペック】
・マンスリー
全体の予定を俯瞰したい
・バーチカルのウィークリー
時間単位でのスケジュール管理と、執筆予定を書きたい。できればタスクも管理したいから余白広めがいい。
・ガントチャート
プロジェクトごとの進捗を管理したい

【採用した手帳】
トラベラーズノート

2022年手帳ダービー:最終選考に残った手帳たち

ありとあらゆる手帳を比較して、私が求めるスペックを満たすもの、もしくは満たさないけれどデザインや質感が気に入った手帳達が最終選考に残りました。最後まで勝ち残った手帳たちがこちら。

【ユメキロック】セパレート手帳

これまでの使用実績:2021年後半
本命度:★★★★★
お気に入りポイント:すべての機能を有しているところ/上下に分かれていて書きやすいところ。
懸念点:強いていうならデザイン。使いやすいけれど毎日連れて歩きたい感が低い。デフォルトの月シールがメタリック。重さもネック。

ユメキロックのセパレート手帳は、A5サイズとB6サイズ。ほぼ日カズンと同じゆったりサイズからポケットになんとか入るミニサイズの2種類がラインアップされています。

この手帳は上下に分かれているから、予定を転記しやすい点がお気に入り。さらに私が求めるすべての要素が含まれています。

・マンスリー
・バーチカルのウィークリー
・ガントチャート
・ウィークリーと同じスペースのメモ(タスク管理に最適)

これらが上下にわかれているからとにかく使いやすい。2021年は4つの手帳をジプシーした挙げ句にユメキロック セパレート手帳にたどり着きました。使いやすさは最高。予定管理のしやすさも抜群です。

2021年手帳の大本命ではありましたが、デザインと重さがネック。外観のデザインについては、ほぼ日のカバーを転用することでカバーできる。でも中身のデザインが最高という訳ではないんです。1年間使う(つもり)の手帳だからこそ、愛でたい。連れ歩きたい。

というわけで、大本命のセパレート手帳以外の手帳も物色することにしたのです。

ほぼ日カズン

これまでの使用実績:2017年10月〜2018年、2019年、2020年の一部、2021年の一部
本命度:★★★☆☆
お気に入りポイント:書き心地が気持ちよいトモエリバー。豊富なカバー。欲しい機能はほぼ揃っている。
懸念点:重い。ガントチャートがない。

ほぼ日カズンはちょいちょい使っている愛用手帳。でも重い。カズンにはavecとい分冊版があるものの、分冊をまたぐのがちょっと面倒。重ささえクリアできれば最良の選択肢ではあると思います。多彩なカバーが揃っているから、愛着を持って使えます。2019年に買ったカズンのカバーは、今もユメキロックを入れて愛用しているほど。重ささえクリアできれば大本命。でも年々重いモノを持てなくなる私にとっては由々しき問題です。

JSダイアリー バーチカル×メモ (旧ESダイアリーダイアリー)

これまでの使用実績:ゼロ
本命度:★★★★☆
お気に入りポイント:心地よいペーパー、かわいいフォント、バーチカル+メモでタスク管理が楽そう
懸念点:完璧なのにときめかない。

デザイン面及び機能面でかなり気に入っていたのがJSダイアリー。紙の触り心地も良く使い勝手も良さそう。ほぼ日のカバーを準用できるA5サイズという点も素晴らしい。ただし問題がありまして、拡張性が低い。なんでしょう。ガジェット感というんでしょうか。ユメキロックのセパレート手帳にはわくわくがある。ほぼ日には、ときめきがある。でもJSダイアリーは完成されすぎていて、その両方がなかったんです。もちろんとても素晴らしい。きっと使ったら満足する。でも日々の暮らしに華やかさがプラスされない気がしたんです。

パソコンでいえば、Windowsパソコン。機能も十分。むしろクライアントさまとのやりとりを考えたら互換性もある。でもときめかない。

うーん。違うな。iPhone。JSダイアリーはiPhoneなのです。完成されているからときめきが少ない。Apple好きの私が唯一騒がないのがiPhone。うひゃー!最高!というワクワクを、新型iPhoneで感じられなくなった。いうならばiPhone不感症。

ジブン手帳 ライト

これまでの使用実績:なし
本命度:★★★★★
お気に入りポイント:欲しい機能全部入り。考え抜かれたページ構成。ほどよいガジェット感。
懸念点:純正カバーが乏しく、ほぼ日ほどかわいくない。

ジブン手帳は言わずと知れたコクヨの機能的な手帳。ライフログにもビジネスにも育児手帳にも。使い方は人の数だけ。そしてすべてを叶えてくれる。ほぼ日手帳がエモーショナルな手帳の王様だとしたら、ジブン手帳はガジェット手帳のトップ。手帳で人生をハックできる無敵感が強いんですよね。

カバーがかわいくない点を除けば、理想的な手帳といえます。紙の質感、ポップで華やかな色使い。はっきり言って気に入りました。

ロフトで2時間悩み抜きジブン手帳をレジに運んでいたそのとき……

セパレート手帳(ロフトにはないけれど手元にある)と、ほぼ日手帳、JS手帳にジブン手帳。最寄りのロフトで悩みに悩みました。あっちをうろうろこっちをうろろして、あらゆる使用シーンを考えながらリアル手帳会議を開催。そして2時間も迷った挙げ句に手に取ったのはジブン手帳。

ジブン手帳のカバーがかわいくない点は、ハンドメイドやサードパーティーのカバーを買えばいいかなと。ガジェットっぽいどきどき感はあるから、カバーさえ素敵なのが見つかれば完璧。

そうやって自分に言い聞かせながらレジに向かったわけです。すると目に入ったのがトラベラーズノート売場。ああいつも売ってるやつね。なんか意識高そうな人が、ペタペタシール貼ってるあれでしょって、横目でチラ見しながら通り過ぎようとしたその時。なんてマンスリーとバーチカルのリフィルがあったんですよ。

私はトラベラーズノートに多大なる偏見を持っていて、ろくに中身を確認したことがなかった。お高いスクラップブックだと思っていた。革製のお絵かき帳だと思っていた。でも違ったんです。あれはリフィルを自由に入れ替えられるシステム手帳な上に、外観がすこぶるかわいい。ときめく周辺アイテムが揃っている。そんなパーフェクトな手帳だったんです。

右手に持っていたジブン手帳を慌てて売場にもどし、トラベラーズノート売場に釘付けになった私。気付けばカバーにリフィル、一緒に使うとかわいく彩れそうな渋マーカー。一式持ってレジに向かっておりました。

そして帰宅して、そっこートラベラーズノートに移植です。予定を描き写して、リフィルをセットして。機能面はすべての手帳に劣ります。まずリフィル同士がくっついているわけではないし、パタンと開く製本でもない。はっきりいって、私が必要なリフィルをセットしたら重い。

でもそのすべてを凌駕するかわいさ、愛着があるんです。まさにiMacでありiPadmini。ときめいてかわいい。トラベラーズノートをまとめるとこんな感じ。

これまでの使用実績:なし
本命度:☆☆☆☆☆
お気に入りポイント:見た目と周辺アイテム。
懸念点:パタント開かない製本。重い。バーチカルやマンスリー、画用紙などさまざまなリフィルがあるけれど、ビジネス面に特化していない。ガントチャートがない。

けっこう不満だらけに見えますよね。でもそのすべてを帳消しにするかわいさなんです。バーチカルにはメモする欄がないから、タスク管理も厳しい。ガントチャートも純正はない。

でも調べて見るとカクリエという手帳シリーズがトラベラーズノートにシンデレラフィット。だからカクリエのガントチャートとメモを使えるんです。試行錯誤した結果、トラベラーズノートのマンスリーとバーチカル、カクリエのガントチャート、方眼メモという布陣に落ち着きました

方眼メモは1日1ページでタスク管理と日記に使っています。これまでの手帳の中で一番ときめく。初めてほぼ日を使ったときのような感動の日々です。そうです。暮らしがわくわくうきうきする感じ。

というわけで、2022年はトラベラーズノートに決まり。
長らくお付き合い頂きありがとうございました。これで2022年を走り抜けられるといいんですが。ちなみに1年間同じ手帳を使い続けられたのは2017年〜2018年のほぼ日のみです。ふふふふふ。